ハーレーのタンクに塗装剥がしを施す際の注意点とは

愛用のハーレーに塗装を施す場合、古い塗装面を綺麗に取り除く必要があります。そのため、塗装剥がしの良し悪しがその後の塗り直しの仕上がりを左右すると言っても過言ではありません。

ハーレーのパーツの中でもタンクはサイズが大きいので、作業は比較的容易と言えます。その一方で目立ちやすいパーツでもあることから丁寧な作業が欠かせません。ハーレーのタンクに塗装剥がしを施す際は傷や凹みなどの不具合がないことを確認します。表面が滑らかで目立った不具合がなければそのまま作業を進めても問題はありません。
バイクなど車両用の剥離剤を使うことで綺麗に塗装剥がしを行うことができます。エアスプレーを使うのが塗装面の厚さを均一に保つコツです。

タンクに傷の凹みが生じている場合は塗り直しの前に修理を行う必要があります。浅い傷ならパテで埋めるのが最適な方法です。パテの吸着力で傷の周りの耐久性を向上させることができます。
凹みも小さい物なら同様にパテで直すことができますが、タンク全体が変形するほどの凹みなら新品に交換するのが賢明です。タンクが凹んでいるとそれだけ容量も減少しているので、長距離の走行が困難になってしまいます。ハーレーを快適に乗り回すならタンクの状態を良好に保つことを重視しなければいけません。

傷や凹みがタンクの機能にどのような影響をもたらすかを正しく認識する必要があります。

ハーレーの塗装カスタムは愛車の雰囲気を変えて自分だけの個性を演出する効果があります。また。塗装による皮膜の形成で車両を傷つけないようにする意味があることも無視できません。それだけに事前の塗装剥がしは丁寧に行うと共に、タンクなどのパーツの状態にも気を配ることが重要と言えます。