ハーレーのアイドリングが不安定になる理由と解消の方法

ハーレーの楽しみ方として力強いアイドリングの振動を堪能する行為が挙げられますが、稀にアイドリングが不安定になることがあります。本来なら一定の間隔で均一に生じる振動が不安定な状態になり、力のかかり具合も均一ではありません。場合によってはエンストを起こすこともあるので、不安定なアイドリングはハーレーの魅力を大きく損なうトラブルと言えます。
パワフルな走行性能を気持ち良く楽しむためにもアイドリングの不具合は速やかに解消することが重要です。ハーレーのアイドリングが不安定になる理由でもっとも多いのがエアクリーナーエレメントの詰まりとされています。定期的な清掃や交換が必要であるにも関わらず、長期間放置するケースは珍しくありません。

愛車のアイドリングが不安定になったらまずはエアクリーナーエレメントをチェックし、ひどく汚れていたら速やかに対処します。大抵の場合、これでアイドリングが安定するので日頃からこまめに状態をチェックすることが大切です。

エアクリーナーエレメントを綺麗にしてもアイドリングの不具合が解消されない場合、プラグの劣化や二次エアーの混入などが考えられます。プラグの電極部分が焦げていないか、マニーホールドが破損していないかをよく確認し、不具合が生じていたら速やかに新品と交換しなければいけません。アイドリングが不安定なままで走行を続けるとエンジンに余計な負担がかかってしまい、故障するおそれがあるためです。

アイドリングが不安定になっても慌てず、冷静に対処するのがハーレー乗りに求められる姿勢と言えます。
愛車を良好な状態に保つためにはメンテナンスを適切に行い、不具合のある部品を速やかに交換することが必須条件と言っても過言ではありません。