ハンドルにつけるフリンジ

アメリカの人気のバイクメーカーであるハーレーは、世界中の数多くのライダーに愛されています。ハーレーのバイクは、高く安定した走行性能を持ち、優れたデザイン性を持っているので、多くのライダーに人気です。
そのようなハーレーの楽しみのひとつとして、自分の好みに合わせてカスタムすることができるというものがあげられます。

ハーレーにはカスタムパーツが数多く存在しており、組み合わせによっては自分だけのハーレーを生み出すことが可能です。ハーレーのカスタムパーツの中に、ハンドルに取り付けるものもあります。
そのひとつで、装飾的な意味合いの強いパーツがフリンジです。

フリンジとは、もともとは糸や紐をたらした飾りである房のことであり、服の装飾などに用いられています。インディアンやエルビス・プレスリー、ヒッピーの衣装に取り付けられているひらひらを想像するとわかりやすいでしょう。このひらひらをハンドルの端に取り付けて飾るパーツがフリンジです。フリンジには様々な意味があります。単に装飾として取り付けて、ハーレーを華やかにするという意味もありますが、ツーリングチームで同じフリンジを付ければ、連帯感が生まれるでしょう。フリンジを取り付けていると、走行中に風を受けてきれいに流れます。
このフリンジの動きは、バイクの走行時の気持ちよさを伝えることにも役立ちます。

性能面でも意味があるパーツです。フリンジを付けていると毛細管現象によって、雨などの水を効率的に排出することができるという効果もあります。また、フリンジを取り付けていると、目立つため周囲の車両に対してバイクの存在を知らせることができて、不意に起こる事故を防ぐ効果も期待されています。
。このほか、走行時によく動くので、法定速度以上のスピードを出さないようになるという効果もあるようです。基本的にはハンドルにかぶせたり、はめ込んだりして取り付けるだけなので、非常に簡単にカスタムできます。