サスペンション交換後の調整と定期的なオーバーホールの必要性

ハーレーの乗り心地を大きく左右する部分が、タイヤと本体を繋ぐサスペンションです。フロントフォークとリアサスペンションを交換することで、運転中に体にかかる衝撃などが大きく変わることになります。
見た目だけでなく乗り心地にこだわりたい、快適にツーリングを楽しみたいという場合は、サスペンションの交換を検討してみると良いでしょう。

サスペンションの交換後にしておきたいことが、調整です。理想とする乗り心地は人によって異なり、カスタムショップなどで勧められたサスペンションを選んだ場合でも、実際に乗ってみると違和感を感じてしまうことは少なくありません。そんな場合にしておきたいことが、調整です。調整スパナがあればカスタムショップに行かなくても、自分で好きな硬さに調整をしていくことができます。何度か調整をすれば、最高の乗り心地のハーレーに仕上げていくことができるでしょう。

最高の乗り心地を追求したハーレーを、良い状態で乗り続けていくためには、定期的なオーバーホールも必要となります。エンジンを分解し、不具合がないかを確認するオーバーホールの目安は、5万km走行を越えた頃です。ただ、購入してから長い年月が経過している場合は、5万kmに達していなくても早めにオーバーホールを依頼しておく方が良いでしょう。
そんなオーバーホールよりも、早いタイミングで交換を考えておきたいのがサスペンションです。交換の目安は2年以上経過、もしくは2万km程度走行をした頃です。それ以外に、調整をしても思うような乗り心地を取り戻せない時も、早めの交換を考えておく方が良いでしょう。快適な走行を楽しみたいのであれば、定期的なオーバーホールやメンテナンスを心がけておくことが有効です。